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世界のアスリート長者番付 女性が活躍できる団体競技が少ない現実

世界のアスリート長者番付・年収トップ10(米経済誌『フォーブス』発表。2021年5月1日~2022年5月1日の1年間でのアスリート長者番付より。総年収は1ドル=130円での日本円換算)

世界のアスリート長者番付・年収トップ10(米経済誌『フォーブス』発表。2021年5月1日~2022年5月1日の1年間でのアスリート長者番付より。総年収は1ドル=130円での日本円換算)

 この番付で50位以内に入った女性は、19位で女子トップに輝いたテニスの大坂なおみと、同じくテニスで31位のセレナ・ウィリアムズ(米国)の2人。

 特に大坂はスポンサーが20社以上あり、年収は米メジャーリーグ(MLB)最高のマイク・トラウト(30)(4950万ドル)を上回る。『フォーブス』誌1月発表の2021年度女性アスリート長者番付では、1位大坂、2位セレナのほか、3位にビーナス・ウィリアムズ(41)(米国/1130万ドル)、5位にガルビネ・ムグルサ(28)(スペイン/880万ドル)、8位にアシュリー・バーティ(26)(オーストラリア/690万ドル)が入り、女子テニス選手の存在が際立つ。

 テニスなど個人競技での成功例はあるものの、団体競技で女性が稼ぐようになるにはまだ時間がかかるのかもしれない。

取材・文/北武司

※女性セブン2022年6月30日号

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