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夫婦の「家庭内別居」の6つのステップ 始め方から注意すべきポイントまで

【STEP4】視界に入れずとも動向は把握を

 夫のことは見たくもないだろうが、不倫相手や大きな買い物の有無、健康状態など、離婚事由や家計、将来問題になりそうなことは把握を。

「子供からの情報にもアンテナを張って。車のシートに長い髪が落ちているのを子供が気づき、夫の不倫が判明したケースも」(齋藤さん)

【STEP5】家計は握っておこう

「子供がいる場合は特に、家計を握っておきましょう。家庭内別居をいいことに、生活費をもらえなくなるケースがよくあります」(川崎さん)

【STEP6】財産の把握をしておこう

 同居していれば法的に「夫婦」とみなされ、財産の把握もしやすいが、別居すると途端に婚姻関係の破綻とみなされるため、財産の把握が難しくなる。

「特に不動産や金融資産(株や投資信託)は、隠されやすい。把握せずに離婚してしまうと、後から追加で請求しようとしても基本的にできなくなります」(齋藤さん)

 家庭内別居中に根気よく証拠を集めることが大切だ。

取材・文/前川亜紀

※女性セブン2022年6月30日号

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