トレンド

回転寿司、大手4社の寿司ネタを計測調査 「まぐろ」のコスパ「はま寿司」が1位

回転寿司業界大手4社の寿司ネタのコスパを徹底比較【1】

回転寿司業界大手4社の寿司ネタのコスパを徹底比較【1】

 コロナ禍のなかでも多くの客を集めた回転寿司。庶民的な価格への吸引力で、週末になれば家族連れでにぎわう。そうした中、5月9日には最大手スシローが一部商品の値上げを発表して大きな話題となった。

 ロシアによるウクライナ侵攻や円安の影響で、各社は調達に苦しみながらも、消費者にとって魅力的な価格と商品で鎬を削っている。そこで今回は、回転寿司各社(スシロー、くら寿司、かっぱ寿司、はま寿司)の寿司ネタとシャリの重量をひとつずつ計測し、そのコスパについて比較・分析した。

 たとえば日本人に大人気の寿司ネタ「まぐろ」の場合はどうだろうか。現状、各社110円(税込)で価格は同じではあるが、グラムあたりの単価が最も安いのは、はま寿司となっており、くら寿司の「まぐろ」は単価が最も高い。「サーモン」についても同様に各社110円、はま寿司のコスパが良いことが確認できた。

 これらを含む、4社共通の主な寿司ネタについて、コスパの良い価格・重さを赤、反対を青で表記し「現行価格」と「重さ」を比べた。そこからは、各社が熾烈な商品競争を繰り広げていることが見えてきた。

【※価格は全て税込表記、重さは一貫あたり、編集部による計測結果。欄内の小文字は右記のメニュー名と異なる場合の商品名と、各社表記による原産地情報。同じメニューのグラムあたりの単価が4社のうち最も安い社の枠を赤く表示した】

取材・文/土屋秀太郎

※週刊ポスト2022年7月1日号

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。