【積立投資】少額でスタートできるうえに時間を分散できる
投資を始められない理由に、投資するお金の余裕がないという人も多いかもしれません。そんな方でも少額でスタートできるのが積立投資です。これは時間の分散という意味合いもあり、いつ値上がりしていつ値下がりするか予想するのは難しいので、定期的に同じ金額分だけ資産を買い付けていくという方法です。
時間を分散することで、資産が高いときは少しだけ買って、安いときはたくさん買うことができるので、平均購入単価をおさえる効果が得られます。普通なら、投資している資産が値下がりしたら悲しくなりますが、長期で積立投資をしている場合は、下げた期間があるほうが、安くたくさん買えるのでうれしい!ということになります。上げても下げてもうれしいので、運用期間中の心の平穏を保てます。
さて、となると問題は、実際に「長期・分散・積立」投資をどのようにするのか、ということです。それについては次回のお楽しみといたしましょう。
【第4回まとめ】
・普通の人でもこころを平穏に安定運用できるのは「長期・分散・積立」
(第5回につづく。第1回から読む)
【プロフィール】
藤川里絵(ふじかわ・りえ)/個人投資家・株式投資講師・CFPファイナンシャルプランナー。2010年より株式投資をはじめ、主に四季報を使った投資方法で、5年で自己資金を10倍に増やす。普通の人が趣味として楽しめる株式投資を広めるため活動し、DMMオンラインサロン「藤川里絵の楽しい投資生活」(https://lounge.dmm.com/detail/3843/)を主宰。本稿の関連動画「投資の王道! まずは「長期・分散・積立」から始めよう!」がYouTubeにて公開中(https://youtu.be/AnLUBv1qVcg)。