嵐が来た絶景幸運スポット
最後は福岡。「行橋ゆめタウンチャンスセンター」(福岡・行橋市)では、昨年の年末ジャンボで1等と前賞の合わせて8億5000万円が飛び出した。
「周辺に複合のショッピングモールがないため、行橋ゆめタウンには遠方から足を運ぶお客さまも多くいます」(運営会社の小林智佳子さん)
販売員が身につけるショッキングピンクのエプロンもさることながら、目を引くのは、「福を呼び込み夢を語ろう!」というメッセージ看板に描かれた2羽のフクロウの絵だ。近くにある「正八幡宮」(行橋市)にあやかったもの。
「正八幡宮」は、“文化をみちびく勝運の神”として古くから慕われてきた。毎年、初夏になると黄色い目をしたフクロウ「アオバズク」が飛来する。
「フクロウは正八幡宮のマスコットにもなっていて、“ほーくんとぽーちゃん”と呼ばれて親しまれています。かわいらしいマスコットにあやかって看板を立てたところ、導かれるように高額当せんが出たんですよ」(前出・小林さん)
宝くじ販売歴40年を誇る老舗の「宝友会黒崎店」(福岡・北九州市)は、昨年のサマージャンボで1等7億円、今年のバレンタインジャンボで100万円が出た。
開運祈願は売り場近くの「宮地嶽神社」(福岡・福津市)で行っているという。実はこの神社は、かつて嵐が出演したJALのCMで話題になった、「光の道」が見られる県内でも有数のパワースポット。玄界灘まで延びる参道と相島、そして太陽が一直線に並ぶ絶景を見られるチャンスは1年に2回だけ。
「宮地嶽神社で毎年、商売繁盛、開運祈願をしています。売り場には神社で購入した熊手を飾っています。熊手で福をかき集めて、サマージャンボでも高額当せんを届けますよ!」(運営会社の佐藤水紀子さん)
サマージャンボの発売期間は8月5日まで。真夏のビッグな幸運が、すぐそこに迫っている。
※女性セブン2022年8月4日号