“真夏の運試し”サマージャンボ宝くじの販売がスタートした。フィーバーぶりに一役買っているのは、話題のCMに出演している5人の有名俳優たち。ゆかりの地の売り場では、グングン上がる気温に負けないくらい、運気が上昇中だという。
「サッサ、サマジャン! 7億円!」──。1等・前後賞合わせて7億円が当たる「サマージャンボ宝くじ」と、1等3000万円の「サマージャンボミニ」が全国の宝くじ売り場で発売中だ。
冒頭のリズムが耳になじむテレビCMは、宝くじに詳しい「ジャンボ兄ちゃん」こと長男・サトシ(妻夫木聡・41才)を筆頭に、心優しい長女・リホ(吉岡里帆・29才)、天然キャラの次男・リョウ(成田凌・28才)、お調子者の三男・ユウマ(矢本悠馬・31才)に、ギャル系の次女・ミオ(今田美桜・25才)という5人きょうだいのにぎやかさが話題だ。7月5日のサマージャンボ発売日には、吉岡と今田が都内の有名売り場「西銀座チャンスセンター」で行われた発売イベントに、涼やかな浴衣姿で登場した。
宝くじ熱を盛り上げている5人だが、高額当せんの運気もアゲているのかもしれない。成田の出身地・埼玉、吉岡と矢本の出身地・京都、そして妻夫木と今田の出身地・福岡で高額当せんが相次いでいるという。そこで、5人の「おひざ元売り場」に話を聞いた。
「むかで」に願って1億円
「東松山西友チャンスセンター」(埼玉・東松山市)は、今年6月のドリームジャンボで、1等と後賞合わせて4億円、3月のバレンタインジャンボでも2等1000万円を出したホットな売り場だ。
「窓口に置いている“金の当たり亀”が開運グッズです。お客さまは購入した宝くじを亀の上に置いたり、手でなでたりして当せんを祈願しています」(売り場の販売員)
亀の頭や甲羅は、なでられすぎて色がはげている部分も。購入者の期待の表れということなのだろう。
亀の下にある敷物は販売員の手作りで、いまは金運につながる黄色と、招き猫柄の敷物の2枚重ねで亀のもつ運気を倍増させている。