岸田文雄・首相は8月10日の記者会見で、水際対策について、「G7諸国並みの入国が可能となるよう緩和の方向で進めていきたい」と発言している。帰国時の一律PCR検査義務化が解除される日も近いかもしれないが、すぐにでも夏休みに海外に行きたいが、現地で陽性のなるのがこわくて出かけられなかったという人にとっては、当面海外に行く唯一の選択肢となりそうだ。
【プロフィール】
橋賀秀紀(はしが・ひでき):トラベルジャーナリスト。東京都出身の40代。コロナ前は「3日休めれば海外」というルールを定め、ほぼ月1回の頻度で海外旅行に出かけていた。訪問国は122か国・渡航回数200回以上。著書に『エアライン戦争』(共著・宝島社)など。