酒がからむと人間関係がうっとうしくなる
美容師の20代女性・Bさんは、過去にお酒で失敗した経験があるので、飲みすぎないように酒量をセーブしている。
「お酒? ちょっとは飲みます。今はそんなに飲み会もないですが、行く時は果物系のチューハイを2~3杯くらいですね。先輩方が、『お酒で失敗した』話で盛り上がっているのを聞いた時、飲みすぎていいことは何もないんだなって学習したし、実際に私も何度か失敗しました。次の日頭が痛くなったり、電車で寝過ごしたり、帰宅してからものすごい空腹感で暴食しちゃって、翌日後悔したり……」(Bさん)
そんなBさんは、酒がからむと人間関係がうっとうしくなるので、飲み会自体があまり好きではないという。
「例えば、『グラス空いてるよ?』『次何飲む?』と言いながら、2杯目の圧をかけてくる人とか。単純に気を遣ってくれる感じならいいんですけど、『ウーロン茶』とかソフトドリンクを言うと『つまんないのー』『ノリ悪いな』とか言われたり、『体調悪いの?』みたいに、気遣いされるのも気まずい。どちらかというと、マイペースじゃなくお酒を飲まされたら体調悪くなるんですけど(笑)。そういったやりとりが面倒で、飲み会に行くのは気が進まなくなりました。お酒がイヤなんじゃなくて、飲み会がイヤ、っていう感じですね」(Bさん)
おじさんがタピオカドリンクを飲まないのと同じ?
アルバイトをかけ持つフリーターの20代男性・Cさんも、「飲めるけどそんなに飲まない」。職場のおじさんに言われたという“ある質問”にこの場で回答する。
「50代くらいの男性社員に、お酒を飲まないって言うと、『なんで飲まないの?』と真顔で聞かれたことがあります。なんでと聞かれても、そもそも飲もうと思わないから、答えようがないんですよね。そこを疑問に思われる理由がよくわからなくて、『“なんで、おじさんがタピオカドリンクを飲まないのか”“スタバに行ってフラペチーノを頼まないのか”って話じゃないですか?』って煙に巻いておきました(笑)」(Cさん)