出産後の“孤育て”に悩む
コロナ禍がきっかけで思わぬ苦労に直面する人はコロナ世代の若者だけではない。夫と1歳の息子と暮らす専業主婦のキミコさん（仮名。神奈川県在住の34歳）は、孤独を感じながら子育てをしていると話す。
「現在、1歳の息子を育てています。コロナ禍での妊娠・出産は、とても神経質になりました。出産後もコロナ感染が怖くて自宅に引きこもる生活。夫はリモートワークで自宅にいますが、『今からオンライン会議だから泣き止ませてくれる？』などと無茶なことを言います。実家は遠方のため頼ることが出来ず、“孤育て”状態。精神的にもおかしくなっていました」（キミコさん）
子供の泣き声にイライラしたり、目を離せない状態にハラハラしたりと、キミコさんの心の休まる時間はないという。夫に悩みを打ち明けてみるものの、抜本的な解決には繋がらず……。そんな時、心の支えとなったのがSNSだった。
