1日あたり3500万円、1年間で128億円──これは、宝くじが当たっているにもかかわらず支払期限が切れ、時効になってしまった金額だ(令和2年度)。このうちの約100億円は、300円などの末等賞金で占められているが、中には1億円以上という超高額当せん金が10本もある。
このような引き換え漏れを防止するため、毎年9月2日の「宝くじの日」には、「宝くじの日 お楽しみ抽せん」が実施されている。「お楽しみ抽せん」は、過去1年間(今年の場合は2021年9月1日~2022年8月31日)に抽せんされた宝くじの「ハズレ券」が対象となっていて、抽せんにより素敵な賞品が当たるという、いわば“宝くじの敗者復活戦”だ。
9月2日に発表された今年の「お楽しみ抽せん」の当せん番号(下4ケタの数字)は、「4445」。当せんしていた場合、ブランド米2種食べ比べセット(1kg×各1袋)、今治ホテルスタイル タオルセット、ステンレスタンブラー(真空二重構造)、エレット LEDスタンドライト、ソラリラ キャンピング鍋4点セットの5品目から1品目を選択して受け取れる。
当せん者は、その宝くじ券の裏面枠内に住所・氏名、裏面余白に電話番号を明記の上、簡易書留または特定記録郵便にて、10月31日までに以下の住所に郵送すると、後日「お楽しみ賞品カタログ」が届く(宝くじ売り場では受け付けていない)。
〒100-8692 日本郵便株式会社 銀座郵便局 私書箱第800号 「宝くじの日」係
なお、宝くじ公式サイトで購入した場合は、「マイページ」から、当せん確認や商品カタログ受け取りの手続きができる。当せん番号の発表から郵送の締切日までが約2か月と短いため、注意してほしい(詳細は宝くじ公式サイトを参照)。
この機会にもう一度、お手元の宝くじのハズレ券が、当たっているかどうかを調べてみてはいかがだろうか。