9月1日の「防災の日」を機にアップデートしたいのが、コロナ時代の防災術。感染予防のために災害時でも密を避けて避難するため、注目されるようになったのが「キャンプ道具」だ。避難生活はストレスが多く、自宅避難の手段を取る際にはキャンプ道具があると役立つ。
そうはいっても、一式そろえようとすると出費が高くつく。そこで注目したいのが、100円ショップの活用だ。アウトドアライフアドバイザーの寒川一さんが言う。
「100円ショップの防災アイテムは、安価ならではの使いやすさがあります。たとえば、ホイッスルは常に身近にないと意味がないので、110円なら手軽に複数個購入できて、あちこちに置くことができる。防寒用のアルミシートは切ってベストを作り、下着と上着の間に着込むと保温効果抜群です」(寒川さん)
身を守るためには、アレンジできるものを選ぶのもポイントだ。
DAISO買える防災に役立つキャンプ用品
本格的なキャンプ用品が、低価格で豊富にそろうと評判なのがDAISO。なかでも、発売当初に売り切れ続出となった『メスティン』は、いまや定番商品に。ハンモックやシュラフなどが1100円以内で買えるのもうれしい。
手軽に炊飯ができる1合用の『メスティン(ハンドル付)』(550円)。熱伝導率の高いアルミ製で、焼く・煮る・蒸すとさまざまに使える人気アイテム。
アルコールバーナーや固形燃料で使えるコンパクトな『燃料用五徳(11㎝)』(110円)。組み立て式で、1合用メスティンを載せるのにピッタリサイズだ。
コンパクトながら、白点灯と炎点灯の2種類の明かりが楽しめる『COB炎/白切替伸縮ランタン』(330円)。単4の乾電池式(別売)で、どこでも使えるのが◎。