キャンペーンの利用上の留意点を挙げておこう。まず、キャンペーンを開催している自治体に住んでいなくても利用できる。利用金額によっては、交通費をかけてでも、遠征に行こうと考える人もいるようだ。
次に、予算が決まっているので、還元額が上限に達すると、期間内であっても早期終了となるケースがある。実際、新宿区は9月30日を待たず22日で終了している。また、対象となるのは、キャッシュレス決済が使える小売業、飲食業、サービス業などの、原則、中小企業や個人経営の店舗。一部を除いて、大手チェーン店はほぼ対象外となっている。
この10月から、食料品を中心に、様々なモノの値段が上がっている。家計への負担を抑えるためにも、このキャンペーンを積極的に活用したいという人は少なくないだろう。家族一人ひとりで利用すれば、意外と大きな効果があるのではないか。(了)