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パチスロ「6.5号機」「スマスロ」で出玉性能アップしても物足りない? 射幸性が高すぎた「4号機」の功罪

パチスロ業界が再び盛り上がりを見せる日は来るのか?(イメージ)

パチスロ業界が再び盛り上がりを見せる日は来るのか?(イメージ)

 再びパチスロ業界は盛り上がりを見せるのか? パチスロの出玉規制によってユーザーが減少しているなか、今年6月以降「6.5号機」と呼ばれる、規制が緩和された機種が登場。ユーザーたちからは大きな期待が寄せられている。

 現在、ホールに導入されているパチスロは、大きな括りでいうと“6号機”と呼ばれる機種だ。2018年に登場した初期の6号機は、“一撃出玉最高2400枚”、“有利区間1500ゲーム”というルールがあった。

“一撃出玉最高2400枚”とは、出玉が増え始めてから数えて2400枚を超えた時点で、AT(アシストタイム)などの出玉が増える機能が強制終了するというもの。そして“有利区間”とは、ATなどを抽選する区間、もしくはATなどの出玉が増えている区間のことだ。有利区間の上限に到達すると、そこでATなどの出玉が増える機能は強制的に終了する。

 6.5号機では、これらの規制が緩和している。6.5号機では有利区間の最大ゲーム数が4000ゲームに延長。“2400枚規制”については、同一有利区間内で差玉がプラス2400枚になったら終了という計算方法に変わった。つまり、有利区間内で1000枚分負けている時点でボーナスやATといった出玉が増える機能に突入したら、マイナス1000枚から数えてプラス2400枚なるまでが上限となるので、一撃で3400枚獲得する可能性があるのだ。パチスロに詳しいジャーナリストの藤井夏樹氏はこう話す。

「6号機のときは、2400枚の出玉を獲得するのも至難の業で、一撃出玉数の規制がなかった5号機時代に比べると、まったく勝てなくなっていました。しかし、6.5号機では一撃3000枚クラスの出玉も現実的で、1万枚を超える出玉を得ることも夢ではなくなっています。5号機時代と同様の出玉性能とまでは言わないにしても、6.5号機は6号機とは比べ物にならない出玉性能になっています。

 さらに11月には物理的なメダルを使用しない“スマートパチスロ”(スマスロ)も登場する予定です。スマスロでは、“差玉で2400枚まで”という枚数制限はあるものの、有利区間のゲーム数に制限がありません。これによって、6.5号機よりも多彩なスペックが可能になりそうです」

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