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“ボウリング離れ”は社会人になってから?「最後にやったのはいつか」各世代の回答

1970年代、空前のボウリングブームの立役者となった中山律子さんの美しいフォーム(時事通信フォト)

1970年代、空前のボウリングブームの立役者となった中山律子さんの美しいフォーム(時事通信フォト)

 都内で飲食店を営む30代のDさんも、ボウリングに最後に行ったのは、学生時代だ。

「学生時代は、ボウリングが入っている施設にカラオケやゲーセンも入っていることが多く、その場の流れで行くことがありました。でも、みんなで行きながらも一人でプレイを楽しめるゲーセンや、歌わないでもいいカラオケと違って、ボウリングって、絶対順番が回ってくるじゃないですか。うまい人は『すごい!』ってなるけど、そうじゃない僕みたいなタイプは、残念感しか漂わないので、楽しかったかと聞かれたら微妙ですね(笑)。ハマる人はハマるんだと思いますが……。

 社会人になったら、飲みの後にカラオケにはなっても、ボウリングにはならない。酔った状態でやりにくいというのも、選択肢に入らない理由かもしれません」(Dさん)

40代「会社の忘年会で行ったのが最後」

 デザイン会社に勤める40代女性・Eさんは、最後にボウリングをしたのは「25年前」だと振り返る。

「高校生の頃、一度してみたいということで、部活のメンバーと7、8人で行ったことがあります。社会人になってからは、入社1年目の会社の忘年会で行きましたね。成績上位者には賞品があって、そこそこ盛り上がったのかな。それ以来、していないですね。不景気で会社単位の忘年会自体がなくなったし、人が集まることが減りましたよね」(Eさん)

50代「先日、子供と一緒に行きました」

 一方、金融機関に勤める50代男性・Fさんは、先日久しぶりにボウリングをプレイ。想像以上に楽しめたそうだ。

「先日、小学生の息子たちを連れていきました。いつも家族の休日や、家族同士の交流では、BBQやキャンプアウトドアになりがちだったのですが、たまにはいいかなと思って。僕自身、学生時代以来でした。

 以前スコアは手書きで計算したものですが、今は自動であることに驚いたら、妻には、『だいぶ前から自動』だと笑われてしまい、長い間ボウリングから遠ざかっていたことを実感。結局2ゲームでバテてしまい、息子からは『体力なさすぎ』と言われました……。ただ、やってみたら楽しかったし、あり余っている子供の体力を消費させるのにもうってつけだと思いました」(Fさん)

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