Fさんは、「ボウリングは子供が小さいうちに、家族で行くところ」と考えている。
「一人ボウリングはハードルが高いから、まず行かないですよね。体を動かすならフィットネスクラブが良いかなと思いますし、子供が大きくなったら、もう部活やら友達と遊ぶやらで忙しくなるでしょう。行くのは子供が小さい今のうち、ですね」(Fさん)
Fさんの言葉は、まさに冒頭の大学生・Aさんが「親に連れていってもらった以外、行ったことがない」という経験にも当てはまりそう。大人になるにつれ、徐々にボウリングから離れていっている人たちは少なくない様子。“ボウリング離れ”に歯止めをかけるには、社会人のボウリング人口が増えるかどうかが、鍵になっているのかもしれない。(了)