リニア新幹線開業へ
2027年に東京-名古屋間で開業予定のリニア中央新幹線は、着工に遅れが指摘されているものの、今年行なわれた一般向けの乗車会は応募倍率が平均58倍となり、人々の関心の高さをうかがわせた。
全国の鉄道会社で駅のホームドア整備やバリアフリー化が進められるなか、JR東日本は、脱炭素社会の実現に向け、環境に配慮した水素ハイブリッド電車の開発にも取り組んでいる。
明治の開業から、鉄道は時代のニーズに合わせて進化を続けてきた。それは今後も絶えることはない。
文/小野雅彦
※週刊ポスト2022年10月28日号