食品や日用費など、あらゆるモノの値段が上がる一方。家計に大きな打撃を与えている。未曽有の物価高を乗り越えるためには節約のほか、「懸賞」もひとつの策となるかもしれない。では、懸賞の達人は、どのようなテクニックを使っているのだろうか。
現在の当選総額は2300万円だという懸賞歴6年の「めぐめぐ。」さんに裏技を教えてもらった。
めぐめぐ。さんは2児を持つ主婦。子育てをしながら家計に貢献したいと懸賞生活をスタート。ハワイ島3泊5日をはじめとした家族旅行や家電など、家族のための懸賞に励んでいる。ひと月の当選率は2~3割、平均すると約10万円は当てているという。
家族の喜びがモチベーションに
めぐめぐ。さんは、子を持つ主婦ならではの“家計お助け懸賞”に狙いを定めている。
「これまで、赤ちゃん用のおしりふき1年分、東京ディズニーリゾートのパークチケット、電動アシスト付き自転車、テレビ、掃除機、ドライヤーなどを当てました。家電が古くなったら、それが賞品になっている懸賞を探します」(めぐめぐ。さん・以下同)
懸賞選びは“いま家に必要なもの”という視点で選ぶので、無駄や迷いが少ない。
「家族の笑顔を想像することが懸賞を続けるモチベーションになっているので、無理なく続けられるんです」
以下、めぐめぐ。さんの当選テクニックを紹介しよう。
買い物は懸賞を意識して商品を選ぶ
「買い物も懸賞を意識した買い方をしています。たとえば、同じソーセージなら応募シールがついていたり、レシート懸賞を行っているものを選びます」
レシート懸賞の場合、買いすぎに注意を。
1懸賞1応募にする
「ひとつの懸賞に肩入れすると、外れたときのダメージが大きく、やる気もそがれます。1懸賞1応募と決めて、応募したい懸賞をなるべく多く探すことに注力した方が穴場の懸賞が見つかり、当選率も上がります」