裏を返せば、キッチリ貯蓄できる人や、すでに充分な貯蓄がある人には、どんな保険も不要ということだ。もともと、保険の利用は必要最小限にとどめる方がいい。
「例えば、入院時などに備える保険の場合。加入者が支払う保険料から保険会社の経費や利益を引いた残りのお金が、入院給付金などになります。経費を抑えて運営しているとうたうネット生保でも、保険料のうち給付に回されるお金は6割未満。あれもこれもと加入していないか、保険の見直しを急いだ方がいいでしょう」(後田さん)
※女性セブン2022年11月10・17日号