老後資金が不安だからといって、必ずしも保険で備える必要はない。国民年金のほか、会社員なら厚生年金、退職金も受け取れる。生命保険会社での勤務経験を持つ、ファイナンシャルプランナーの横川由理さんが解説する。
「夫が亡くなっても遺族年金があります。自分の国民年金や厚生年金に不安があるなら、公的年金を繰り下げることで受給額を増やすこともできます」
もし、本当に生活に行き詰まっても、年金を受け取りながら生活保護を受けることはできる。しかし、保険に入っている場合は、すべて解約しなければならない。家計が苦しいと感じている人ほど、保険を第一に見直すべきだ。
※女性セブン2022年11月10・17日号