この取り組みを業界全体で推進していくためには、品質の高い使用済みペットボトルを増やしていくことが重要だ。そのための喫緊の課題となるのは、やはり自販機横のリサイクルボックスやオフィスといった、「外出先での分別」。
「ご家庭でペットボトルを分別して処分して頂くのと同じように、外出先でもペットボトルを資源として分別(飲み残しをなくす・ラベルをはがす・キャップをはずす・軽くつぶす)をお願いできればと考えております。飲料メーカーとしても、分別しやすい容器開発やラベルレス商品の展開など、お客様がストレス少なく分別できる環境をより整えてまいります」
一飲料メーカーとして、ペットボトルの100%サステナブル化を目指すサントリー。「新しい地図」の3人が発する「素晴らしい過去になろう」というメッセージが、その実現に向けての確かな一歩につながることを期待したい。(了)