全録レコーダーはたしかに便利だが、高価ゆえに簡単に買えるものではない。その点では、観たい番組があるときだけ、各局の有料配信サービスを“都度利用”するというのは、賢い選択肢だとも言えそうだ。
ニュース番組やスポーツ中継をくまなくチェックしたいなら全録レコーダーが有効だが、ドラマやバラエティー番組をチェックするだけなら、TVerでもある程度まかなえる。また、全録レコーダーで録画した番組をスマートフォンで観る機能もあれば、TVerをテレビで観ることも可能であり、視聴方法も限定されなくなっている。
あらゆるスタイルでテレビ番組を楽しめるようになった今の時代。自分に合ったスタイルを選ぶことこそが、コストパフォーマンスのいいテレビの楽しみ方になるのだろう。(了)