ファイナンシャルプランナーの大野高志さんは、予算は1か月、1週間などの短期で管理し、貯蓄はまとまった金額が必要になるまでの数年間といった長期で考えるべきだと話す。
「“子供の学費のために400万円貯める”と決め、それを達成したら“定年退職までに500万円増やしたい”と計画を立てるなど、貯蓄は長期的なライフプランと照らし合わせて設計するものです」
具体的な目標を持たずにすぐにお金を増やそうとする人ほど、いくら貯めていいかわからず不安になったり、節約や貯蓄をあきらめたりしてしまう。その悪循環にだけは陥らないよう、気長に着実に、お金を管理してほしい。
※女性セブン2022年11月24日号