全国のファミリーマートで発売されているソックス、通称「ファミマソックス」が、今年夏までに累計700万足を突破するヒットとなっている。2021年3月、デザイナーの落合宏理氏と共同開発した衣料ブランド「コンビニエンスウェア」の発売がスタートすると、なかでも明るいブルーとグリーンのボーダーをあしらった「ファミマカラー」のソックスが注目を集めた。現在は子供用やレディース用も登場し、女性ファッション誌でもコーデ特集に取り上げられるほどだ。
従来、コンビニで販売される衣料品は、旅行先や緊急時に購入するものとして利用される機会が多かったが、ファミマソックスは若い世代を中心に、日常使いのアイテムとしても定着しているようだ。その魅力はどこにあるのか、愛用者たちに話を聞いた。
都内の私立大学経済学部に通う男性・Aさん(21歳)は、「ファミマソックスに激ハマりしている」という一人。
「ファミマソックスがマイブームです。コロナ禍でずっとオンライン授業だったのですが、今年から対面授業が再開しました。大学に行く機会が増えたので靴下を新調しようと思っていたときに、ちょうど見つけたのがファミマのソックスです。とくに僕が愛用しているのは、蛍光色ワンカラーのデザイン。
GUやユニクロ、無印良品などもカラバリ展開は豊富ですが、こんなビビッドな蛍光色は売っていません。それが僕にとってファミマソックスの一番の魅力です。緑青白のファミマカラーが話題ですが、蛍光色はストリート系のファッションの差し色にもなるので気に入っています。蛍光色は全色制覇する予定です!」(Aさん)