牛丼チェーンの松屋が “いい肉の日”の11月29日、店舗限定で『ネギたっぷり肉うどん』の販売を開始した。肉吸いをベースとしたオリジナルスープに松屋の『牛めし』の肉を合わせた、この新メニューの実力はいかに──。
今回新登場となったのは、『ネギたっぷり肉うどん』(580円、税込み価格・以下同)と『ネギたっぷりかきたま肉うどん』(630円)の2種類。さらに『ミニうどん』(190円)と、午前5時から午前11時まで限定の『モーニングうどん』(380円)も発売された。11月29日からは全国353店舗で、12月6日からはさらに384店舗での販売が開始された。外食チェーンに詳しいライターの小浦大生氏が説明する。
「松屋では今年の夏に、一部の店舗限定で『ぶっかけうどん』を販売しました。この時は、ぶっかけうどんにきざんだネギが少量トッピングしているかなりシンプルなもので、価格は並盛が300円。『牛めし小盛』とのセットが580円でした。ポジション的には、“メイン”と言うよりもサイドメニュー的なものでしたが、今回は“肉うどん”ということで、単品でも“メイン”という位置づけになると思います」
今回、マネーポストWEBの庶民派グルメ担当記者Aは、『ネギたっぷり肉うどん』を実食した。
「まず、たっぷり乗ったネギのインパクトは大きい。“牛めし”のお肉は、玉ねぎごとのっています」(記者A)
“肉吸い”をイメージしたというスープは、ほのかに甘く、優しい味だ。
「出汁の香りもありつつ、甘めのスープで、お肉の“おつゆ”との相性がとてもいい。玉ねぎの存在感もあって、ここは好みが分かれるところかなと思いますが、たっぷりのきざみネギの存在感がそれ以上に強い。玉ねぎときざみネギが絶妙なハーモニーだと思います」(記者A)