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【ドル円週間見通し】下げ渋りか 米金融引き締め長期化の思惑は後退せず

・12月19日-23日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(日) 日本銀行金融政策決定会合 20日(火)政策決定会合の終了予定時刻は未定
・予想は金融政策の現状維持
 海外経済の先行き懸念は消えていないこと、個人消費の回復は遅れていることから、金融政策面で景気回復を支援していく必要がある。今回の金融政策決定会合でも現行の大規模な金融緩和策を継続することが決まる見込み。

○(米)12月CB消費者信頼感指数 21日(水)日本時間22日午前0時発表予定
・予想は101.0
 参考となる11月実績は10月実績を下回った。ガソリンや食料品の価格は高止まりを続けており、インフレ期待は高水準を維持している。この状況は来年1-3月期まで続くとみられており、12月の消費者信頼感は11月と差のない数字となる可能性がある。

○(日)11月全国消費者物価コア指数 23日(金)午前8時30分発表予定
・予想は、前年比+3.7%
 参考となる10月実績は前年比+3.6%で市場予想を上回った。食料品価格の上昇や携帯電話通信料引き下げの影響が剥落したことなどが要因。11月については原材料費の値上がる分を価格転嫁する動きが広がっていることから、インフレ率は10月実績を上回る可能性がある。

○(米)11月PCEコア価格指数 23日(金)午後10時30分発表予定
・予想は、前年比+4.6%
 参考となる10月実績は前年比+5.0%。11月については消費者物価指数の上昇率が鈍化しつつあることから、上昇率は10月実績を下回る可能性がある。ただし、複数の分野で価格の高止まりが続いており、急低下は期待できない。

○その他の主な経済指標の発表予定
・19日(月):(独)12月IFO企業景況感指数
・20日(火):(米)11月住宅着工件数
・21日(水):(米)11月中古住宅販売件数
・22日(木):(米)7-9月期国内総生産確定値
・23日(金):(米)11月耐久財受注

【予想レンジ】
・135円00銭-139円00銭

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