同様に、長年使ってきた携帯電話も見直し時だ。
「あらゆるものが値上がりするなか、スマホ料金だけは安くなっています。通信費は、大手キャリアのサブブランドや、格安SIMへの乗り換えでかなり安くできます」
動画配信のサブスクリプション(定額制)サービスも盲点になりがちだ。
「『初月無料』に惹かれて契約したものの、その後は解約を忘れている人が多いようです。動画サブスクを利用していないなら、放置せず、解約すべきでしょう」
年末年始にかさみやすい交際費、年賀状も節約の観点から見直しが可能という。
「近年は“年賀状じまい”をして、ハガキに比べ格安なSNSの代替サービスを利用する人が増えている。また、忘年会などの交際費は、飲食店が実施する『ハッピーアワー』などの割引サービスを利用することで、安く済ませることが可能です」
家庭生活における節約の余地は意外なほど多い。
※週刊ポスト2023年1月1・6日号