年齢や環境に応じて見直しを
運用期間が30年以上あるなら、株式の比率を高くして、大きなリターンを狙っていくことも十分可能です。まだ掛金が少ないため、値動きの影響も少なく、リカバリーのチャンスも十分あるでしょう。逆に、出口が見えてきた50代の場合は、徐々にリスクの小さい債券などの資産にシフトして、安全運用を行う必要があります。出口付近では、資産を“増やす”より“守る”に軸足を移すよう考えておくとよいでしょう。
《今回のまとめ》
・iDeCoでのリバランスは“スイッチング”と“配分変更”がある
・年齢の変化に応じて、“増やす”から“守る”へ軸足を変更しよう
【プロフィール】
藤川里絵(ふじかわ・りえ)/個人投資家・株式投資講師・CFPファイナンシャルプランナー。2010年より株式投資をはじめ、主に四季報を使った投資方法で、5年で自己資金を10倍に増やす。普通の人が趣味として楽しめる株式投資を広めるため活動し、DMMオンラインサロン「藤川里絵の楽しい投資生活」(https://lounge.dmm.com/detail/3843/)を主宰。本稿の関連動画がYouTube(https://youtu.be/1M0q-B_aaco
)にて公開中。