短期間の間での相次ぐ値上げに消費者は何を思うか──。日本マクドナルドは1月16日、全体の約8割のメニューについて値上げを実施した。原材料価格の高騰、人件費や物流費などの上昇、円安などが理由だという。
昨年の3月と9月にも値上げをしているマクドナルド。1年にも満たない間で3度の値上げとなったことについて、ネット上では少なからずショックを受けている声も見受けられる。
主な価格改定対象所品は以下の通りだ(価格は店頭販売価格)。
・ハンバーガー:150円→170円
・ビックマック:410円→450円
・炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ:500円→550円
・マックフライポテト
Sサイズ:160円→190円
Mサイズ:290円→330円
Lサイズ:340円→380円
・チキンマックナゲット
5ピース:200円→240円
15ピース:590円→710円
・炭酸ドリンク
Sサイズ:100円→120円
Mサイズ:220円→240円
Lサイズ:250円→270円
今回の値上げについて、ファストフード事情に詳しいライターの小浦大生氏はこう話す。
「単品メニューの値上げ幅は、『チキンマックナゲット15ピース』を除けば、10~50円。前回の9月の価格改定では10~20円の値上げ幅だったので、今回は少々踏み込んだ値上げと言えそうです。特に、『ビックマック』や『炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ』といった高額メニューの値上げ幅が大きく、これまでのマクドナルドのリーズナブルなイメージから離れつつある印象は否めません」