どうやら大規模なホールとは、かなり異なる雰囲気となりそうな小規模ホール。一方で、新規顧客の開拓に繋がる可能性もあるという。
「個人経営で小規模ホール1店舗のみでしっかりと儲けを出すのは簡単なことではないと思います。しかし、複数のホールを抱えるホールチェーンが、大規模ホールが出店できない場所に小規模ホールを出店し、そこで新たなユーザーを掴み、その後大規模ホールへの誘導も画策するというのであれば、小規模ホールの存在意義を見出すこともできるでしょう。
また、機種ラインナップを初心者向けのものに限定したり、あるいは確実に稼働が見込める超人気機種のみに限定したりといった形で特色を出せば、特定のユーザーを掴めるかもしれません。いずれにしろ、小規模ホールならではの戦略が必要となるでしょう」(藤井氏)
今後、コンビニレベルの超小規模ホールが登場した場合、パチンコ・パチスロ業界にどんな影響をもたらすのか──。注目が集まる。(了)