アプリ決済では後から分割払いに変更できない点、決済上限額が30万円である点も、クレカとの違いだという。
また、「ふるさと納税(寄附金控除)」も、クレカ払いを利用することでポイント還元分が得になる。
「たとえば、ふるさと納税3万円をクレカで寄付した場合、1%の還元率なら300ポイントが付与されます。しかも、返礼品があるうえに、払った3万円のうち自己負担分の2000円を除く2万8000円が実質的に手元に戻ってくる。2000円の負担に300ポイントが付与されるので、クレカ払いがお得と言えそうです」(丸山氏)
納税が国民の義務である以上、支払いを免れることはできないが、「納付の仕方」を工夫すれば、負担を軽くすることができる。オンラインでの手続きというハードルがあるものの、クレカ払いの利便性を考慮する価値はあるのではないか。
※週刊ポスト2023年2月10・17日号