さらに、昨年はエアコンも立て続けに故障したという。
「まずはリビングのエアコンから異様な音が出るようになりました。“ガガガ”というモーターに何かが引っかかっているような音で、明らかに普通ではない。続いて寝室のエアコンも、冷房をつけると水が垂れ出すようになってしまったんです。
ただ、うちは部屋の向きや作りのせいか、夏は涼しく冬は暖かいので、エアコンを使わなくてもなんとかしのげる。そのため、修理はせず、そのままにしています。“賃貸物件だし、まあいいか”という気持ちです」(Aさん)
どんな部屋でも、設備には寿命がある。Aさんはそろそろ引っ越しを考えているという。
「次にガタがきそうなのが給湯器なんです。先日は点検を促すアラートのようなものも出ていました。説明書を読んだ限りでは、そのアラートは故障ではなく、設置から10年経つと出るものだったらしいのですが、いつどうかなってもおかしくないということ。
備え付けの設備だから、修理費用は大家さんに出してもらえるのですが、いつ壊れるか戦々恐々としながら暮らすのは、なかなかのストレス。壊れた時にすぐ対応してもらえるかもわからないし、そうなると何日か不便な生活を強いられるのは目に見えてます。壊れてしまう前に引っ越したほうがいいかなあ……と思い始めています」(Aさん)