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飲食店で相次ぐ迷惑行為の余波 衛生面が気になって“脱・現金”キャッシュレスに移行する人たち

現金派からキャッシュレス派に出戻り

 不動産会社で働く30代男性・Cさんは、かつてキャッシュレス決済派だったが、スマホを紛失してにっちもさっちもいかなくなった経験を経て、最近は現金を持ち歩くようにしていた。しかし再びキャッシャレス決済派に出戻りつつあることを明かす。

「スマホ決済に頼りっきりだったところに、スマホを失くして絶望したことがあったので、現金比率を増やしてきました。でも、一度飲食店の迷惑行為を目にしてしまうと、現金がこれまでよりも“汚いもの”に見えて、疑心暗鬼に……。もう触りたくないです」(Cさん)

 飲食店で相次ぐ迷惑行為が、日々の生活の衛生意識の高まりに拍車をかけたことで、“脱・現金”を決意した人もいるようだ。(了)

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