カード評論家「メインカードは携帯キャリアで選ぶ」　ポイント付与率に大きなメリット

　毎日の買い物の場合、100円で1ポイントが付くのもうれしい。

「dカード特約店やdポイント加盟店なら100円で2ポイント付きます。dカード特約店やdポイント加盟店はどんどん増えており、マツモトキヨシや高島屋も対象店。これらの店舗で買い物をするとあっという間にポイントが貯まります。また、『dカード ポイントモール』を経由すれば、『Amazon』や『じゃらんnet』などでも追加でdポイントが貯まります」

　NTTドコモ以外の携帯電話キャリア系クレカでも、「ゴールドカードの還元率は高い」と岩田さんは続ける。

「auユーザーは『au PAYゴールドカード』で携帯電話の利用料金を支払うと、最大で11％のポイントが付きます。

　ソフトバンクは同グループ系列の『PayPayカードゴールド』があり、こちらはソフトバンクの携帯電話や、『ソフトバンク光』の利用料金から最大10％がポイント付与されます。『ヤフーショッピング』でもポイントが付与されますね。いずれも、スマホの利用料金以上でもポイントは付与されます。

　いまは格安スマホを使われている人も多いですが、月々の利用料金はできるだけ高付与率のクレカで決済することをおすすめします」

【プロフィール】
岩田昭男さん（71才）／カード評論家。公式サイト「岩田昭男の上級カード道場」ではクレカなどキャッシュレス生活の情報発信を定期的に行う。『クレジットカード新サバイバル戦争』（ダイヤモンド社）など著書多数。

※女性セブン2023年3月2・9日号