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春の旅行をお得に楽しむ! 鉄道・航空会社・高速道路などの割引サービスを見逃すな

鉄道や航空会社などのサイトも要チェック(イメージ)

鉄道や航空会社などのサイトも要チェック(イメージ)

 ポカポカ陽気の日が増えて、桜の開花ももうすぐそこ。新型コロナ感染者も減り続け、政府は3月13日以降「マスク着用は個人の判断に委ねる」との見解を発表した。“ウィズコロナ”も新たなステージに突入するなか、この春こそ、ずっとがまんしてきた「お出かけ欲」をお得に満たす大チャンスだ。

 2023年1月10日に再開されたのが、「全国旅行支援」。2020年に実施された「Go Toトラベル」などに比べて割引率は下がったものの、「交通費付きプラン」なら1人1泊5000円、宿泊のみや日帰りプランでは3000円を上限に、旅行代金が20%引きに。さらに地域の施設や飲食店などで利用できるクーポン券が、平日なら1人1泊あたり2000円分、休日なら1000円分が配布される。期間は原則3月31日までで、各都道府県で予算がなくなり次第終了することになっている。

 さらに、各都道府県が独自に実施しているキャンペーンもあり、全国旅行支援と併用することで、さらにお得になるだろう。

 とはいえ、全国旅行支援や自治体の独自割は予算に限りがあるため、お得感がたっぷりある分なくなるのも早く、割引を受けられない可能性も高い。また、数ある旅行会社やトラベルサイトから、お得なプランを探し出すのは大変という人におすすめなのが鉄道や航空会社、旅行サイトなどが独自に行っている割引サービス。活用すれば割安で旅行できるチャンスが広がる。

 定番どころでいえば、全国のJRの普通列車に乗り放題の「青春18きっぷ」は、5枚セットで1万2050円(子供同額)がある。オールアバウト旅行ガイドの村田和子さんが言う。

「5回分をどう使うかは自由で、1人で5回利用してもいいし、5人で一度に利用してもいい。1回あたり2410円でかなり遠出もできるので、グループや家族での日帰り旅行などにおすすめです。春は気候もいいし、普通列車でのんびり車窓を楽しむのもいいのでは」(村田さん)

北海道対象エリアの高速道路が定額乗り放題

 JR東海ツアーズ「ずらし旅」は、週末ではなく平日、ピーク時を避ける、定番ではない体験など、期間や場所を“ずらす”ことで旅行代金が安くなる。『旅行クーポンサイト』管理人の宮内真人さんが言う。

「エリア限定ですが、首都圏から京都まで新幹線で往復して1泊分の宿泊費込みで2万円前後など、かなりお得です」(宮内さん)

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