約40年前から財布はクロコダイル革ひと筋だという『ブランド王ロイヤル』社長の森田勉さん
お金持ちの中には、財布にただならぬこだわりを持っている人が多いという。では、有名なお金持ちが実際に使っている財布はどんなものなのだろうか……。巨大なリーゼントが印象的な、「ブランド王ロイヤル」社長の森田勉さん（77才）に聞いてみた。
森田さんはホテルマン時代に「レディースプラン」を発案し、ブランド店を始めてからは「中身が選べる福袋」を考案。さまざまなブームを牽引してきた。
「そんな私にとって財布は“分身のようなもの”なので、縁起のいいクロコダイル（ワニ）革にこだわっています。“クロコ”は欧米では『戦いに勝つ』『病気に勝つ』『仕事に勝つ』とされ、勝利の象徴なんですよ」（森田さん・以下同）
約40年前から財布はクロコダイル革ひと筋。中には常に帯封付きの100万円の札束を入れている。
「お守り代わりです。ずっしりした感触も心地いいですしね。財布を開くたびにお金と顔を合わせられるので、気持ちも豊かになれます」
とはいえ、大金を持ち歩くのはいささか危険のような気もするが……。
「まったく心配はしません。車の屋根に財布をうっかりのせたまま運転したり、落とした経験もありますが、必ず戻ってくるんです。これもクロコのご利益かもしれません」
ちなみに、カードポケットには50年間使い続けているダイナースクラブカードが鎮座している。同カードの継続使用・保有年数では日本一の古株になるという。
財布について「6つの質問」
Q1.財布はどこで買うことが多い？
A.うちのオリジナル商品です。
Q2.どのくらいで買い替える？
A.1～2年。「社長の強運にあやかりたいから、使っている財布を譲ってほしい」と言うかたが現れたタイミングで替える場合が多いです。
Q3.現在の所持金は？
A.105万4000円。
Q4.クレジットカードの枚数は？ そのうちメインカードは？
A.クレジットカードは2枚。メインのダイナースクラブカードとJCBです。
Q5.現金、カード以外に入れているものは？
A.私の似顔絵シール。
Q6.現金派？ それともキャッシュレス派？
A. 9：1くらいでカード払いが多いね。
【プロフィール】
『ブランド王ロイヤル』社長・森田勉さん／1945年生まれ、東京都出身。大学卒業後、ホテルマンを経て、1995年に「ブランド王ロイヤル」を新宿西口にオープン。2011年に「買取王ロイヤル」をオープン。30の日本一を持ち、さまざまな講演も行っている。
撮影／大塚七恵
※女性セブン2023年4月27日号
