さまざまな共通ポイントを貯めて活用する「ポイ活」は、工夫次第で、充実度を高めることができる。自分に合った方法で、多くのポイントをもらうための7つのテクニックを紹介する。
【テクニック1】一度の買い物で複数のポイントをゲット
支払いを工夫することで、通常よりも多くのポイントが得られる。簡単にできるのが「クレカ払い+共通ポイント」の組み合わせだ。保有カードを2枚くらいにしてスマホ決済を活用すれば、三重取りや四重取りも可能になる。
【テクニック2】自分の消費活動に合った「ポイ活」をする
「ポイ活」は、あれもこれも手を出すと“ポイ活疲れ”に陥りやすい。「1ポイントのために1時間を費やす」のではなく、自分の消費活動や生活動線に合った「ポイ活」を心がけよう。
【テクニック3】ポイントの種類を分散させない
ポイントが分散すると貯まっている実感が得にくいので、貯めるポイントは絞るべき。クレカの保有は2枚くらいに抑え、買い物サイトもなるべく同一にしておくとよい。
【テクニック4】キャンペーンの時を狙って買い物をする
高ポイントが貯まるキャンペーンやセールは、あらかじめ日取りが決まっていることが多い。事前に開催日をチェックしておこう。カード会社のポイントモールを経由するネットショッピングは、さらなるポイント加算がある。
【テクニック5】貯めたポイントを有効活用する
ポイントを貯めても、使わなければメリットを享受できない。賢く貯めるだけでなく、有効な使い方を学ぼう。他社ポイントやマイルに交換したり、貯めたポイントを投資に活用したりするのもおすすめだ。
【テクニック6】お店に行くだけでポイントが貯まる
対象店舗のアプリをインストールし、アプリに表示されている店舗・施設に来店・来館。指定場所(チェックインエリア)でアプリのチェックインボタンを押すことで、買い物をしなくても「来店ポイント」がもらえる。付与ポイントの数は店舗にもよるが、最低でも1ポイントはもらえる。チリも積もれば山となるので実践してみよう。
【テクニック7】「ポイ活」で重宝すべきクレジットカード
高額決済時にクレカを使う人は多いが、カードの種類によっては、コンビニなどでの少額決済でもお得になる。日常の買い物もキャッシュレスに切り替えて、物価高騰で高くなった商品価格の差額をポイントで還元してもらおう。
取材・文/常井宏平
※週刊ポスト2023年7月14日号