夏休みが近づき、レジャーの計画を立てる時期となってきた。とはいえ、物価高のいま、少しでも安く済ませる工夫も必要。旅行やお酒が趣味というファイナンシャルプランナーの鈴木さや子さんが、自身も実践する夏のレジャーをお得に楽しむためのアイデアを紹介する。
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2023年もあっという間に半分終わり、暑い夏がやってきました。物価も上がり、貯金もなかなか難しい今、夏のレジャー費用は少しでも抑えたいもの。ケース別に、お得に楽しむアイデアを紹介します。
ケース1:交通費、宿泊費を抑えてお得に楽しむ
気の置けない友達との旅は楽しいもの。たとえ家計が苦しいからといって、闇雲に節約すると、後味の悪い旅になりかねません。なぜなら、どこにお金をかけたいと思うかは人それぞれだから。旅を計画する段階で、大事にしたいのは料理なのか、宿泊先なのか、時間なのかなど、お互いの希望をシェアすることが大切です。誰か一人だけに我慢を強いることなく、予算内で収まるように譲り合いながら計画を立てましょう。
●交通費を抑える
【自由度が下がっても良いなら…《パッケージツアーを利用》】
交通+宿がセットの旅行会社主催のパッケージツアーは、個別に手配するより安く済むことが多いですが、泊まれる宿が限定されることもあるなど自由度は低めです。
【早く計画を立てられるなら…《早割り料金のチケットを活用》】
飛行機旅なら、早めに手配すれば最大8割近くも安くなる航空券を利用したいですね。ただし、取消・払戻手数料は通常より高めに設定されていることに注意。LCC利用なら、近場でも新幹線より安く済むケースも多く、おすすめです。