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「マイナスに見える投資が価値を生む」 資産100億円超えの投資家ジョーさんに教わったお金持ちになる極意

資産家と3回結婚し、3回離婚したのちに、億り人になったという戸塚真由子さん

資産家と3回結婚し、3回離婚したのちに、億り人になったという戸塚真由子さん

 投資ではさまざまなトレンドが現れては消え、めまぐるしい変化を見せている。そんな中で、意外な角度から「お金を増やす方法」を提唱しているのは『1年で億り人になる』の著者、戸塚真由子さん。富裕層と付き合いながら自らも“億り人”となった戸塚さんが、資産家から聞いた“富の共通認識”について解説する。

「借金=悪」という考え方は古い

 借金は悪いもの? 日本にはそのような風潮がありますが、正しくはいい借金と悪い借金があります。悪い借金の例には「住宅ローン」が挙げられます。もちろん、賢く借りられる人なら良いのですが、たいていの人にとっては、一生仕事を辞められなくなるワナとも言えます。

 次に挙げられるのが、セールスに売りつけられた「投資用不動産」や「投資用ワンルームマンション」です。

 不動産投資自体は私も推奨しているのですが、自分で探し出した物件に限ります。理由は単純。そんなに儲かる良い物件なら、他人には薦めません。不動産屋さんが自分で投資用に買うはずです。一方で、私たちが売りつけられる物件は、投資用には不向きな残り物であるのが当然でしょう。また、「車のローン」は、毎月のキャッシュフローがマイナスになる場合は、悪い借金と言えます。

 それでは、良い借金とはどのようなものでしょうか。不動産で言えば「自分の足で探したマンション1棟を買うためのローン」は良い借金です。信用がつけば、どんどん追加で借入ができるようになります。

 ほかには、「コロナ融資などの事業性のローン」なども、良い借金です。低金利なので、なるべく借りられるときに借りておき、無駄な事業や生活費には使わないこと。必要な分だけに絞って使いましょう。

 ローンで借りて、きちんと返す。これを繰り返しているうちに信用もつき、億単位の高額ローンも借りられるようになります。そうやってどんどん良い借金を増やして、資産とするのです。

 あとは、「クラウドファンディングなどで借りる借金」も、良い借金です。きちんと事業に回して、毎月のキャッシュフローがプラスになるような借金は、すべて良い借金です。

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