レディースの服は、メンズ服と比べると、ポケットが「少ない」「小さい」、そもそも「ない」というものも多いが、そこに不満を持つ女性たちがいる。聞こえてきたのは、勤務時や日常生活などで「ポケットがあればよかったのに……」という嘆きの声。レディースの服のポケットについてどう思うか、女性たちに話を聞いた。
ポケットがあっても“フェイク”だったり
メーカー勤務の30代女性・Aさんは、通勤時はカジュアルスーツ。ブラウスやYシャツにきれいめのパンツかスカート、場合によってはジャケットを羽織るスタイルが基本だ。
「私の場合、胸ポケットを使うことはないので、ブラウスやシャツにポケットがないのはいいんですけど、ジャケットやボトムスには欲しいなと思うことはあります。
スーツのジャケットだと、ポケットがあっても浅く、“何かを入れる”想定になっていないことが多いんですよね。スマホすら入らないことが多いし、ひどい時は口が縫い付けられている“フェイク”のことも。私は身長が152 cmと小さいので、メンズの服を着るわけにもいかないし……。
ボトムスのポケットについては、何か絶対に入れたいというわけではないのですが、生理用品をトイレに持っていく時や、花粉症の時期のティッシュなど、“非常事態”の時は本当にポケットがあればいいのに……と思います」
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