牛丼チェーンのすき家は2月27日、『まぐろたたき丼』の販売を終了し、新メニュー『海鮮ちらし丼』の販売を開始した。熱烈なファンも多かった『まぐろたたき丼』の代わりに登場した『海鮮ちらし丼』の実力はいかに──。
すき家の『まぐろたたき丼』は、ごはんのうえに刻み海苔、円盤状のまぐろのたたき、ネギを乗せた海鮮メニュー。価格は並盛で590円。外食産業に詳しいライターの小浦大生氏も、そんな『まぐろたたき丼』のファンだったという。
「円盤状のまぐろのたたきは、一見すると何なのかよくわからず、地味な印象を持つ人もいるかもしれませんが、食べてみるとしっかり脂がのっていて、食感も滑らか。わさび醤油をかけて食べるとかなりおいしいものでした。海鮮丼専門店で出てくる“まぐろたたき丼”とは異なるもので、ネット上ではその形状から“フリスビー”と呼ばれて親しまれていました。間違いなくすき家のまぐろたたき丼ならではの魅力がある。今回の終売は本当に残念です」(小浦氏)
ちらし寿司ではなく「ちらし丼」
そして、そんな『まぐろたたき丼』と入れ替わって販売が始まったのが『海鮮ちらし丼』だ。小ぶりのサイコロ状にカットされた“めばちまぐろ”と“いか”、そこに錦糸卵とネギを添えた丼だ。価格は並盛で690円で『まぐろたたき丼』に比べると100円高い。
この『海鮮ちらし丼』を、マネーポストWEBの庶民派グルメ担当記者・Aが、実食した。