家計

「展示PCが2万円引きでも買いたくない」…欲しいものが“現品限り”だと抵抗感がある人たちの本音

ほしいパソコンが「現品限り」だった時、買うか、買わないか(イメージ)

ほしいパソコンが「現品限り」だった時、買うか、買わないか(イメージ)

 購入しようと思ったら、「現品しかない」と言われたことはないだろうか。店頭にお試し用として置かれた展示品で、やや汚れや傷みがみられる場合は値引きされることもあるが、そうでない場合、価格は同じ。せっかく欲しいと思っても現品しかない場合、購入をためらう人たちがいる。“なるべく新しいものがほしい”理由を聞いてみた。

パソコン展示品、バッテリーやモニターの劣化が不安

 金融機関勤務の40代男性・Aさんは、「物によっては“現品”はイヤ」だと明かす。

「どうしてもほしいものなら、現品限りでも買います。そうでなければ、人がたくさん触っているだろうものを買うのに抵抗があるので、できるなら在庫から新品を買いたいのが本音です」

 そんなAさんは、最近「パソコン」を購入するにあたり、“展示品”しかないと言われた時の心境をこう振り返る。

「展示品なら、2万円引きにすると言われました。ただ、パソコンは展示期間にもよりますが、バッテリーやモニターなどの劣化が避けられません。どうしても耐久面に不安が残るので、他のメーカーの新品を選びました。展示品のパソコンは、僕にとってもはや中古と同じなので、2万円引きぐらいでは心動きませんね。もちろん保証はつくし、動作確認に問題がないこともわかってはいるのですが……」(Aさん)

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