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《ネットでのホテルや航空券の予約》「誤操作」や「安さにつられて」多額のキャンセル料が発生するケースも 旅慣れた人のリスク回避術とは

キャンセルによるトラブルを避けるにはどうするか(イメージ)

キャンセルによるトラブルを避けるにはどうするか(イメージ)

 さわやかな気候とともに、秋の行楽シーズンがやってきた。とはいえ気がかりなのは近年増加中の自然災害ほか“のっぴきならない事情”で、旅行をキャンセルせざるを得なくなったときのこと。もしもに備えて「キャンセルの仕方」を知っておこう。

 いまや、ホテルや航空券を予約するサイトも多種多様で、お値打ち感を打ち出すサイトも多いが、選び方には気をつけたい。旅行の予約ができるサイトには「じゃらん」や「楽天トラベル」「アゴダ」のような直接予約ができる「予約サイト」、「トラベルコ」や「トリバゴ」といった、各社の料金を比較してから予約サイトに飛べる「料金比較サイト」がある。

 慣れないネットの操作でミスをしてしまい、思わぬ出費に涙する人も増えている。東京都在住の主婦・Aさん(51才)が頭を抱える。

「7月末、年末に家族3人で夫の実家のある熊本に行くために、インターネットを使って航空券の予約をしたんです。

 各サイトを比較し、格安航空会社のいちばん安いチケットを選んだのですが、予約確定ボタンを押した直後に搭乗日を間違えたことに気づいて、急いでキャンセルの手続きをしました。ところが、予約直後にキャンセルしたのに、キャンセル料は運賃の100%……3人分で合計約16万円も支払うことになりました」

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