巨人・坂本勇人が11月26日に契約更改に臨み、1億円ダウンとなる年俸5億円(推定額、以下同)の1年契約でサインをした。2011年オフ以来、13年ぶりのダウン更改となったが、その減額幅は約17%となり、1億円超えの選手に適用される減額制限(40%ダウン)までは至らなかった。今後の坂本の働きは、5億円の年俸に見合うものとなるだろうか。
同い年の楽天・田中将大は減額制限を超えるダウンを球団から提示されたと見られており、自由契約となって新天地を探すこととなり、会見で「(楽天には)居場所がないと思いました」と語ったが、坂本の契約更改はそれとは印象の大きく違うものとなった。
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