取材経験5年以上のプロ野球担当記者などの投票で選ばれるベストナイン。ポジション別にセ・パ両リーグから19人が選ばれた。独走でパ・リーグを制したソフトバンクから最多の6人、セ・リーグで優勝した巨人からは3人が選ばれた。球界を代表する面々が名を連ねるが、それだけに「超高額年俸」の選手も含まれ、受け取った額に見合う活躍なのかは判断が難しい。そこで、年俸に比して活躍が大きかった「お買い得ベストナイン」を選考してみると――。
まずは、ポジションごとにその年に最も活躍した選手が選ばれる本家の「ベストナイン」のメンバーを見ていこう。
【セ・リーグ】
投手・菅野智之(巨人)、捕手・山本祐大(DeNA)、一塁手・岡本和真(巨人)、二塁手・吉川尚輝(巨人)、三塁手・村上宗隆(ヤクルト)、遊撃手・長岡秀樹(ヤクルト)、外野手・D.サンタナ(ヤクルト)、細川成也(中日)、近本光司(阪神)
【パ・リーグ】
投手・有原航平(ソフトバンク)、捕手・佐藤都志也(ロッテ)、一塁手・山川穂高(ソフトバンク)、二塁手・小深田大翔(楽天)、三塁手・栗原陵矢(ソフトバンク)、遊撃手・今宮健太(ソフトバンク)、外野手・辰己涼介(楽天)、近藤健介(ソフトバンク)、周東佑京(ソフトバンク)、DH・F.レイエス(日本ハム)
球界を代表する面々に間違いないが、「年俸(推定額、以下同)」という要素を加味して見ると、どうなるか。