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投資

【アルトナー、サーキュレーション、メディア総研】「働き方」の変化に対応する人材業界の注目企業 好業績に比して割安感、今後の株価上昇に期待も高まる

直近の決算で注目の企業は?

直近の決算で注目の企業は?

 米国市場が弱含みとなっているなか、ドイツを中心とした欧州市場は上昇トレンドに転じている。日本市場も銀行株を筆頭に勢いのあるセクターも目立っている。では、直近の決算で注目されている企業はどのようなものか。今回は、人材業界で好決算を出している3つの企業をピックアップし、個人投資家、経済アナリストの古賀真人氏が解説する。

「柔軟な働き方」に対応していく人材系企業

 アメリカのトランプ大統領の各国に対する関税措置の影響で株式相場は不安定の最中にあるように見えるが、ドイツを中心にヨーロッパ各国は上昇トレンドに転じ、またコモディティでも金(ゴールド)の価格は高値を更新している。日本においてもインフレ傾向となってきたことで利上げ期待が高まり、銀行株などは好調である。

 そして今回は、日本で大きな可能性を感じる業種として人材業界を取り上げたい。

 日本の人材業界は、少子高齢化や労働力不足といった課題に直面する中、働き方の多様化といった大きな社会的変化に直面している。

 特に最近では、専門性の高い人材の派遣やプロジェクトベースの業務委託など、柔軟な働き方を提供する企業に注目が集まっている。

 今回は、直近の決算で目覚ましい成長発表を出した人材企業を3社紹介し、その企業の特徴と今後の展望についてレビューしていきたい。

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