5月ながら日本各地で30度を超える夏のように暑い日があったが、気象庁によると、6~8月の降水量は、北・東・西日本では平年並みか多め、気温はほぼ平年並みの見込みで、去年ほどの酷暑ではなさそうだ。とはいえ、夏の必需品であるエアコンの掃除を怠ると、健康への影響も少なくない。
そうならないためにも今のうちにエアコン掃除に着手し、自衛策を始めよう。家庭でできるエアコンクリーニングの4つのポイントを解説する。
【1】室外機……室外機回りを掃除し、排水ホースの詰まりや日当たり具合を確認。
意外と忘れがちな室外機は、排熱を受け持つ重要機器だけに、土ボコリや枯葉などのゴミが詰まりやすく、太陽熱がこもると排熱が妨げられる。定期的な掃除や日よけが節電・節約に効果的。排水ホースが詰まっていないかも確認を。
【2】室内機……カバーから上部、フタ、総風光まで、中性洗剤でしっかり拭き掃除を。
掃除はコンセントを抜いてから行う。本体カバーから上部の吸入口、フタ裏、送風口、ルーバーまでは、中性洗剤をつけたクロスで拭き掃除をする。ルーバーは、綿棒や割り箸に布を巻いたものなどで届く範囲をこまめに掃除しよう。