ライフ

食材が宅配で届く「ミールキット」、利用者が語るコスパ感覚

ミールキットはどこまで普及するか?(イメージ)

ミールキットはどこまで普及するか?(イメージ)

 都心部の家庭を中心に、「ミールキット」を利用する人が増えているようだ。ミールキットとは、カットされた食品や調味料などが宅配で届くサービス。利用する分だけの具材と調味料がセットで届くため、量ったり切ったりという手間がないうえに、味も間違いなし。忙しい主婦や共働き家庭でも気軽に料理ができることから、普及が進んでいる。

 代表格であるオイシックス・ラ・大地のほか、ローソンやセブン&アイなどのコンビニ、イオンや西友などのスーパー、COOPやパルシステムなどの生協協同組合など、各業界からの参入も相次いでいる。

 オイシックス・ラ・大地の発表によれば、今年4月に同社が販売するミールキット「Kit Oisix」の累計出荷食数は3500万食を突破。購買の中心となる20~50代の女性を対象に行った「ミールキット」の認知度調査では「知っている」と回答する割合が8割を超えるなど、着実に生活に根付き始めていることがうかがえる。

 30代の女性・Aさんは、結婚して2年ほどの共働き家庭。昨年末より大手百貨店が展開するミールキットサービスを利用している。1回の食事は2人前で1200~1700円ぐらい。週に1回ほどを目安に、月に9000円分ほど利用している。土日のどちらかの午前中に配送してもらい、翌週のうちに食べきるスタイルだ。

「自炊すると、いつも同じような肉野菜炒めになってしまう。たまには違うものをと思っても、いちいち調べたり考えたりするのは億劫だし……。 “20分以内で2品を作る”といったコンセプトも、わかりやすくてありがたい。自分で作るためのレシピも付いているので、気に入れば再現できるのが利点です」

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。