長崎ちゃんぽんの「リンガーハット」が8月1日からランチメニューをリニューアルした。定番の「長崎ちゃんぽん+薄皮ぎょうざ5個」のセットが700円から690円に10円値下げされたほか、370円という安さの「薄皮ぎょうざ7個定食」も新設。外食チェーンに詳しいフリーライターの小浦大生氏が実食レポートする。(価格はすべて税抜き)
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ランチメニュー改訂初日の8月1日、仲間のグルメライターAとともに訪れたのは都内の某リンガーハット。お昼時真っ只中の、12時30分くらいに入店すると、1階のカウンター席は主に男性客でほぼ満席、2階のテーブル席も8割ほど埋まっている状態だった。
まず、ランチメニューを見て驚いたのが、370円の薄皮ぎょうざ定食が、事前に発表されていた「薄皮ぎょうざ5個」から、「薄皮ぎょうざ7個」に増量していたことだ。店員に尋ねてみたところ、価格は370円のまま「薄皮ぎょうざ7個」に変更になったという。どうやら期間限定のものではないもよう。
そして、「薄皮ぎょうざ7個定食」(370円)と「長崎ちゃんぽん+薄皮ぎょうざ5個」(690円)を注文して、しばし待つことに。混雑しているお昼時ということもあって、料理が提供されるまでに少々時間がかかるかと思っていたが、そこまで待たされることなく、料理が登場した。
「薄皮ぎょうざ7個定食」は、ごはん、スープ、薄皮ぎょうざ7個、お漬物というシンプルなセット。ごはんの普通盛りは控えめなボリューム感となっている。
一口サイズの薄皮ぎょうざは、パリパリした皮の食感が心地よい。柚子胡椒がついてくるので、味の変化も楽しめる。もしも薄皮ぎょうざ5個だったら物足りなさを感じていたところだが、7個に増量したおかげで、満足度もかなりアップした。
ただ、1つの薄皮ぎょうざは小さめなので、一気に食べてしまうとあっという間になくなってしまう。1つずつじっくりを味わいながら食べれば、満腹感を演出することもできそうだ。
一般的に、400円弱のランチメニューといえば、牛丼や“ざるそば+トッピング1つ”などがあるが、ボリューム的には「ざるそば以上、牛丼以下」といったところ。定食スタイルのランチとしてはかなりお得な部類に入るだろう。