本格的な冬も近づき、温かいそばがおいしい季節。コンビニでも温かいそばのラインナップが充実し始めている。そこで、マネーポストのコンビニグルメ担当記者Aが、大手コンビニ3社の温かいそばを実食。今回は定番の「かき揚げそば」を比較する。
かき揚げとつゆ、そばの一体感を楽しむセブン-イレブン
セブン-イレブンで販売されているのは『香り引き立つ かき揚げ蕎麦』(370円、税別、以下同)。野菜を使ったかき揚げと大きめにスライスした長ネギがトッピングされている。容器は2層構造になっており、下部につゆが、上部にそばとかき揚げが入っている。そのままレンジで温めた後に、中蓋を外して上部のそばとかき揚げをつゆの中に入れる仕組みだ。
「つゆとかき揚げが別盛りなので、かき揚げのサクサク感を味わえるかと思ったのですが、そういう感じではない。かき揚げはつゆに浸す前から、フニャフニャしていて、最初からつゆに入っていると、あっという間にほぐれてしまいそうな感じです。
ただ、フニャフニャなのが意外と功を奏していて、つゆとそばとの一体感が楽しめる。天ぷらの衣と野菜の風味とつゆの風味がいい感じに合わさっていると思います」(記者A・以下同)
楕円形のかき揚げの大きさをザックリ測ってみたところ、長径12cm、短径10cmくらい。1包装あたりのカロリーは463kcalだ。
「かき揚げは結構大きく感じました。ものすごくボリューミーというわけではありませんが、食べごたえはしっかりあります」