新型コロナに伴う収入減に直面する家庭が多いなか、柔軟性を持った稼ぎ方で収入アップする方法が注目されている。
「もともと手芸が好きで、趣味程度に手作りアクセサリーをフリマアプリに出品していたら、いまでは5万円以上売れる月もあります。パートの日数を減らして、最近はオーダーメードの商品も受け付けています」
そう話すのは、都内に住む40代の女性だ。ハンドメードの商品を売る「ミンネ」という通販サイトで人気作家として活躍している。節約アドバイザーの丸山晴美さんが言う。
「『ラクマ』というフリマアプリでは、手作りアクセサリーの販売で月80万円以上稼いでいる人もいます。自分の特技が、思わぬ副業につながることがあるんです」
中古でもプチプラが人気
最も簡単で、誰でも稼げるのが「不用品を売る」ことだ。スマートフォンやパソコンを使って、ユーザー間で売買が行える「フリマアプリ」なら手軽に出品できる。
「基本的に、自宅の中古品を売っても税金はかかりません。確定申告不要ですから、いらないものはどんどん出品して、売らなければもったいない!」(丸山さん・以下同)